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朗読パフォーマンスという形(2019.05.01)


昨日(2019.05.01)は小平市の学園坂スタジオで藤原安紀子さんがまとめられていた詩のワークショップの発表会でした。 学園坂スタジオを運営する港大尋さんの粋な計らいで、『さよなら、ほう、アウルわたしの水』の出版記念スペシャルイヴェント、と銘打って朗読パフォーマンスの場を設けていただき、ダンサーの荒悠平さんと音楽家の伊藤寛武さんとセッションする形で朗読(音読)させていただきました。

わたしはもともと美的な、言い換えれば聞きいってしまうような朗読について、わたしのやってきたテクストを書く、という行為とは別の技術だという感覚と、大学院の修士で戦争称揚詩の朗々とした朗読を批判的に眺めてきたこともあって、これまで距離を置いてきたところがあります。

そういったなか、自分が朗読するときテクストのように再現するに近づけるにはどうすればいいか、ということを考え、すでに刊行している制作後の作品だというのにけっこう手直しをして唸った次第です。

荒さんと伊藤さんのいわば“読解”をお借りしながら、わたしの完成度は棚上げすれば、なんとか現在のところ納得のいく形には落ち着けた気もします。

あらためて、港大尋さんはじめ、荒悠平さん、伊藤寛武さん、ともに切磋琢磨してきた志高いワークショップのみなさまにお礼をいいたい気持ちです。 こういう形での朗読(?)はおそらくもうやる機会を持たず、今年始動する予定の〈ヒガヨン・セラ〉(藤原安紀子、田中教順、山本草介、奥間埜乃ほか)というパフォーマンスに移行するなかで探っていく所存ですが、もう少し準備ができましたら、あらためてお知らせさせてください。 ご一読ありがとうございました。

どうぞよしなに。